こんにちは、ときか姉です♪
ここ数日、プロンプトだけで生成された動画のクオリティの高さが世間を騒がせています。
本記事では、そのようなText-to-video技術の一つであり、プロンプトだけで4秒動画を自動生成してくれる”PixVerse”について紹介します♪
PixVerseとは
開発元:AIsphere
AIsphereという中国・北京に本社を構える企業が開発した動画生成AIサービスです。
CEOの王長虎氏は、元マイクロソフトのリサーチアジアの上級研究員だった方だそうです。
利用料金:無料
PixVerseは無料の動画生成AIサービスで、無料で利用できます。
ただし、個人利用のみで、商用利用は不可とのことです。
利用規約はこちらをご参照ください。
バージョン:Discord版とWeb版
Discord版とWeb版があります。
評価や関連ニュース
AIsphere社は中国語では「愛詩科技」という社名のようです。6ヶ月以内でOpenAIの”Sora”と同等レベルを目指す目標を掲げています。
PixVerseは現在、「中国発の生成AI製品としては世界最大」だそうで、2月には100万アクセスを突破したと報道されています。
3月11日には、資金調達21億円を達成したことで話題になりました。
PixVerseの使い方
PixVerseのWebページとデモ
以下のPixVerseウェブページから利用可能です。
とりあえず手っ取り早くWeb版を利用したい方は、”Get Started in Web”を選択してください。
GoogleアカウントかDiscordアカウントをお持ちの方は連携させてログインでき、ただちに利用開始できます。
他にメールアドレスによる登録も可能です。
動画生成は、プロンプトのみ、あるいは静止画とプロンプトの組み合わせで行なえます。生成される動画の尺は4秒間です。デモは以下からご覧になれます。
静止画(+プロンプト)から動画を生成
あらかじめ、動かしたい人物やシーンの静止画を与え、それにプロンプトを通じて動きをつけるというやり方です。
“Image”を選択し、”AddImage”から静止画をアップロード、つけたい動きのプロンプトを入力するというパターンです。
テキスト(プロンプトのみ)から動画生成
プロンプトのみから直接動画を生成することもできます。この場合、アスペクト比を選択し、動画のスタイルを選びます。
スタイルは、Realistic, Anime, 3D Animation, CGの4種となっています。
ネガティブプロンプトも指定できます。
フレーム間のスムースネスやディテールの表現力は改善の余地がありそうです。プロンプトに対しての忠実度は高い印象です。
“Inspiring prompt to dual clips”というオプションをオンにすると、ユーザーが指定したプロンプトから生成される動画に加え、AIによって補足のプロンプトが自動的に追加された異なる動画の計2つの動画が生成されます。
ユーザーに新たひらめきを与えてくれる良いオプションだと思いますのでぜひ活用してみてください。
PixVerseまとめ
- 最近21億円調達したAIsphereが開発した動画生成AIサービス
- 無料で4秒動画を生成可能
- 商用利用不可
- Discord版とWeb版がある
- プロンプトのみからと、静止画+プロンプトから動画を生成
- プロンプトのみからだと選べるスタイルは4種のみ
- (個人的感想)プロンプトの反映力は高いように思える
以上です。
動画生成AIはここ数日他にもどんどんリリースされてきていて今後の動向から目が離せませんね。
本記事が生成AIを用いた創作活動や学びの一助になれば幸いです。
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♪♪♪ Have a nice prompting day ♪♪♪