みなさんこんにちは。ときか姉です♪
副業にはいろいろありますが、ライティングは手軽に始めれて人気が高いですよね。
副業サイト内でも需要・人気ともに高いジャンルです。
かくいう私も取り組んでいます。
当然スキルが問われますが、実体のある元手を要さずに手軽に開始できる点が魅力だと思います。
そんなライティング業界ですがいいことばかりではありません。
実は「準テストライティング”詐欺”」というものが存在します。
“詐欺”とまでは言えない微妙なラインなので言い過ぎと思われるかもしれませんが、いわゆる通常の詐欺のようにあからさまではないものの、ワーカーを不当に扱おうという意思があるという点では同類です。
某友人いわく「白黒はっきりせんモンが一番怖いよってに。。」
この記事では、ライティング副業初心者の方に向けた注意喚起のため、そのような事例として3つのタイプとその防止策を紹介します。
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1. 求める分量がやたらと多い
「ChatGPT利用OKなので簡単です。5,000字 x 10本で5,000円払います」などをうたい文句にした案件です。
特にChatGPTがリリースされてすぐぐらいのときに多く見られましたが、今でも根強いです。
確かにChatGPTなら文章のたたき台作成が容易にできるため、ライティングのコストを減らすことも期待できます。
とはいえ、書き出しが早くなるだけで、記事のクオリティが確保できるかどうかは別問題です。
ChatGPTが書いたたたき台に校正に校正を重ね仕上げることが一般的です。
そのようにてまひまをかけて作成・納品した文書が、修正指示だらけでなかなか検収してもらえず、結局はChatGPTを使って業務軽減できなかったというパターンです。
ライティングスキル不足といってしまえばそれまでですが、悪意あるクライアント側からすれば、確信犯的に「ChatGPT利用可」と付記するだけで、従来の10分の1など相場よりもはるかに安い報酬でワーカーを集めれてしまうわけです。
特に「おすすめアイテム◯◯選!」のような記事を依頼された場合です。
このような案件の場合、いくら文章自体をChatGPTで書いたとしても、各アイテムの料金や利用法などの情報を調べ、そうして得られた情報の裏付けをとる必要があります。
そしてその労力はある意味文章を書くことそのものより大変です。
実はクライアント側はそれをよく知っています。
なので、リサーチやその裏付けに要するコストを削減したいのが本当の目的で、正味文章はどうでもよい場合、労働力を安く買い叩くために「ChatGPT利用可」を併記している場合があります。
依頼内容に想定されるコストと、そのコストをかけるに見合った報酬かを天秤にかけ、よく考慮して受けるようにしましょう。
2. 合格基準が極端に難しい
テストライティングから本採用に昇格する条件がやたら難しいケースです。
例えば、「テストは500円ですが、その記事がGoogle検索◯◯位以内に入れば本採用で5,000円」などです。
私が実際にあったのは、「記事が全てランキング10位以内に入れば次回の記事の報酬は2倍、20位以内なら1.5倍、50位以内に入れば1.2倍」などです。
例えば金融や不動産など、検索ヒットに大企業HPなどがならぶような競合相手が多い分野にありがちです。
かなりの時間をかけて執筆・納品したあと、基準に届かず不採用になったあとにも「今回は基準に届かず残念ながら不採用となりました。あなたの文章は好きなので、採用になるまでもう一度チャレンジしてみては?」と再トライを勧められるケースもあります。
そのようなクライアントにあたった場合には、交渉をして金額を挙げてもらうようにしましょう。
(本当に文章力を評価してもらえたのなら、テストとはいえども報酬を上げてもらっても大丈夫なわけですから。)
報酬は二の次でライティングの経験値だけを積みたいという方は再トライを続けるのは自由です。
しかし、このパターンは、Google検索のような客観的な指標で採用するかどうかを決めてるという、あたかも公正な評価をしているような体をとるため、ワーカーとしても文句が言えないだろうという心理を悪用している側面もあります。
納品された記事を掲載はするもののSEO対策などはとらず決められた期限内はランキング圏外 → ということで不採用にしたものの記事は引き続き掲載 → そのあとにSEO対策をきっちり行い上位記事に、というパターンもあります。
受注を継続するのであれば、本当に実力アップに見合った内容とやり取りが継続できるクライアントなのかを見極めてから受けるようにしましょう。
3. 不合格の基準があいまい
次に不合格の基準があいまいなケースです。
例えば、テストライティングで5,000字程度書いたあとに、どこがどう悪いのかを何一つ指摘することなく一方的に「不合格」とだけ告げられるケースなどです。
このような場合は特に要注意です。
なぜなら、不合格で報酬が支払われないにもかかわらず、記事だけは無断で掲載される悪質なケースがあり得るからです。
採用されたケースや著作権移譲を条件に受けた依頼は当然別にして、書いて渡した記事を勝手に流用されない防御策が必要です。
不採用になった場合、無断転用されることを想定して、先んじて自身のブログやSNSにアップするなどして、自身の著作物であることをはっきりさせる予防線を張っておきましょう。
まとめ:被害にあわないために
以上のように、初心者がテストライティングに取り組む際には、十分な注意が必要です。
また、せっかく書いた記事とそれにかけた労力を無駄にしないためにも、著作物を保護する準備と、慎重なクライアント選定につとめましょう。
駆け出しのころはあまり利益を得られなくてもたくさん書くためにということで、とりあえず受けてみようという考えの方もいらっしゃるかもしれません。
それでも、悪質なクライアントが野放しで増え続けると、副業ライティングに取り組む不特定多数の人の不利益となり、回り回って自身の不利益につながることもありえます。
準テストライティング”詐欺”の手口は巧妙です。というかグレーゾーンです。
そのため、あからさまな詐欺や、報酬が約束通り支払われないなどのように明確なケースとは異なり、弁護士や運営サイトに相談してもどうにもならないことが多いです。
もちろん全部ではありませんが、プラットフォーム外連絡に切り換えるよう求めてくる業者に多いように思えます。
依頼を受ける際には、依頼内容を吟味するとともに、クライアントを十分見極めて受けるようにしましょう。
具体的には以下のようなことを念頭においておくと良いと思います。
- 依頼内容に想定されるコストと、それをかけるに見合った報酬かを天秤にかけ、よく考慮する。
- 報酬は二の次で受ける場合においても、本当に実力アップに見合った内容とやり取りが継続できる相手なのかを見極める。
- 提出物を無断転用されるのを防ぐために、不採用などだった場合に速やかにブログやSNSにアップするなど、時系列的に自身の著作物であることを明確化できる準備をしておく。
以上となります。
本記事がライティングを始める初心者の方々の参考になれば幸いです。
記事を読んでくださった方々の副業がうまくいきますように♪
♪♪♪ Have a nice working day ♪♪♪
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